6J-2
高位合成向け動作記述に対するメモリアクセス自動削減ツール
○式部剛広,瀬戸謙修,丸泉琢也(東京都市大)
LSI多機能化に伴う設計期間増大の問題を解決するため,高位合成技術が
実設計に導入されているが、人手による手間のかかる最適化が必要になる
場合が多い。特にループパイプライン化などの並列化を行う際に
ボトルネックとなることが多いメモリアクセスに対する最適化が重要である。
メモリアクセス最適化の中でも、レジスタを有効利用することによって
メモリアクセス数を減らすスカラーリプレイスと呼ばれる最適化を
プロトタイプツールに実装したので,その実装方法を説明するとともに,
例題による評価結果に基づき,有効性を示す。