6J-1
GPUを用いた処理の自動チューニング
○菊地翔太,久保田光一(中大)
近年, GPUを汎用計算に用いる手法のGPGPUが注目されている. GPUを用いることで高速な並列処理を行うことが可能になり, 処理時間の短縮も可能である. しかし, GPUを用いた計算にはメモリ間の転送コストなども発生し, 処理によってはCPUで行ったほうが早い場合もある. また, GPUでの処理にはパラメタ調整などが重要になるが, 統合開発環境CUDAに付属するライブラリを用いることでその手間を省くことができる. 本研究では問題サイズによってGPU用のライブラリを用いて処理をするかCPU用のライブラリを用いて処理するかを自動で判断し, 処理を行うライブラリを作成した.