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踵運動の周期性に着目した歩行リハビリ効果の定量化
○仁昌寺克行，松田浩一（岩手県大）
歩行のリハビリを行う際に理学療法士はリハビリの効果を目視で
確認し歩行が回復したかを判断している．しかし，リハビリ前後で
歩行動作がどのように変化したのか，また患者に施したリハビリが
どの程度効果が表れているかなど，変化の量を客観的に捉えることが
難しいといった現状がある．
そこで本研究では，リハビリによる変化の量を定量的に把握し表示
出来るシステムの構築を目指し，理学療法士の歩行評価の支援を目標
として行っている．
本稿では，理学療法士が歩行リハビリにおいて評価するポイントの
1つである踵運動の周期性に着目し，3軸角速度無線センサを用いて
歩行動作の変化の量を定量的に捉える手法について提案する．