情報処理学会 第74回全国大会講演要旨

本論文ではプログラムのソースコードを読んでそれに対する設問を解く形式を
読解問題としている。
この読解問題は解答の負担が少なく繰り返し学習を効率よく行うことができる
反面、同じ問題を解く際に正解を覚えていると問題に取り組まなくても正解が
わかってしまうといった問題がある。
この問題を解決するために指導者が設定した問題作成方針から類題を作成する
システムを作成した。
本システムではプログラムの解析を行い、ソースの変更可能な箇所や設問を
出題できる箇所を抽出することで、さまざまなバリエーションの問題を
一つのソースコードから類題として生成することを目標としている。