5ZE-7
マイクロロボットとスクラッチによる組込みシステムの学習に向けて
○四折直紀,宮内悠仁,杉原一臣,大熊一正,山西輝也,魚崎勝司(福井工大)
ロボカップサッカーにおけるMixed Reality (MR)リーグの公式ロボットである,マイクロロボットと,MITメディアラボが開発したタイル型プログラム言語の「スクラッチ」を連携させ,小・中校生を対象とした情報教育への展開を試みる。マイクロロボットの動作は,モーターの回転数や回転角度を汎用プログラム言語で記述し組込むことで生成できるが,モーター制御のため思い通りの動作を少ない試行でプログラミングするのは容易ではない。そこで,スクラッチをインタフェースとしてマイクロロボットの動作を簡単に生成できるシステムを開発し,楽しみながらプログラムの制御構造が学べ,情報科学と組込みシステムの導入的な実習授業を提案する。