5ZD-2
個人用知的移動体による文脈に依存したジェスチャ認識環境
○矢田幸大,渡邉 賢,長尾 確(名大)
近年、ジェスチャ認識デバイスの発達によりジェスチャ技術が急速に発達してきている。非接触型ユーザーインタフェースとしてのジェスチャは、ボタン等の使用より直感的であり、様々な分野への応用が期待されている。
これまでにジェスチャ認識を用いて機器を操作する研究は行われてきたが、ジェスチャ認識可能な範囲は機器の前や部屋の中に限られており、ジェスチャ認識のためのデバイスは環境側に固定されている。
そこで、我々の研究室で研究されてきた個人用知的移動体とジェスチャ認識技術を組み合わせることで、ジェスチャ認識の環境ごと移動し、周辺機器と通信を行うことで、あらゆる機器を一つのジェスチャ認識デバイスで操作可能となる仕組みを提案する。