5ZB-5
描画支持体上における絵具のシミュレーション
○竹本義孝,齋藤 豪(東工大)
支持体上に塗られた絵具には厚みがあり、厚みにより発色は異なる。
そのため、絵具の厚み表現は計算機上での画材の表現において重要である。
また、インタラクティブに動作するリアルな画材を再現するには、高速な絵具の流体計算が重要である。
本研究では、流体計算の高速化および省メモリ化の為、絵具の厚みを表す為にボクセル構造ではなく高さの値を持つ2 次元格子構造を用い、高さと速度により流体の運動を支配する方程式を定義する。
その方程式を計算スキームにCIP 法を用いて数値解析的に解き、結果を得る。