5ZA-6
コミュニケーションロボットにおけるパーソナリティの効用
○阪本綾香,林 勇吾,小川 均(立命館大)
人とロボットのコミュニケーションを円滑に行うための要因として
ロボットのパーソナリティの検討を目的とする.
本研究のパーソナリティとは,コミュニケーションにおいて
主に使用する単語の傾向や態度で表される個性と捉えている.
一般的なコミュニケーションは実現及び実験が困難であるため,
状況を限定し易いしりとりを対象とし,PaPeRoに実装し,
どのような印象が得られるかを調査する.
しりとりのパーソナリティとは,限定した分野の単語を話すことや,
単語の選択方法等で表せる.
例えば,服のスタイル等に関係する単語を中心に使用し,
「ト」又は「ド」で終わる単語を多用するパーソナリティは,
ファッション好きで負けず嫌いであると言える.