5Z-9
異種センサデータの蓄積・管理・可視化のためのフレームワーク
○後藤 航,河口信夫,梶 克彦(名大)
異なるデータを同時に扱う際に、従来はデータ形式を定めたうえでデータベースに保存し、それを利用して可視化する手法が多く用いられている。
これらの手法では、データにアクセスする方法が限られており、データの利用方法を変更するたびにアクセスのためのプログラムを作成する必要があるため、様々な試行錯誤を行うのが煩雑である。
本研究では、異種センサデータを蓄積・管理・可視化するために、データ蓄積にはファイルシステムを、データ処理にはシェルスクリプト等に代表される部品的な処理を利用したフレームワークを提案する。
本フレームワークでは、開発工数を減らすことで、短期間で様々な試行錯誤を可能にし、またデータの分割管理やデータ種別の変更等への対応も容易にした。