5T-5
レーザーレンジデータおよびデプスデータを用いたパーティクルフィルタによる3次元SLAM
○木村孝広,東原智幸,河端 悟,田中英俊,渥美雅保(創価大)
ロボットが未知の環境で自律的にサービスを提供するには,
自身の位置と周囲の環境を把握することが必要である.

本論文では,LRFおよびKinectの2種類のセンサーを持つロボットが,
未知の環境を移動しながら,自己位置と環境地図を同時推定する
3次元SLAMの手法を提案する.

探索は目的地設定と移動からなり,ロボットが未探索である領域へと移動する.
LRFからのレンジデータとKinectからのデプスデータを用いて,
パーティクルフィルタに基づく自己位置推定と3次元環境地図の生成を
同時に行う.
その際,LRFにより得られる2次元地図は環境の空間構成を調べ,
探索を効率化するために使う.

レンジデータとデプスデータの統合による有用性を実験により確かめる.