5T-2
複数の決定木を用いた高速なFAST特徴点検出
○竹田 遼(東理大),内田祐介,酒澤茂之(KDDI研),半谷精一郎(東理大)
昨今のARブーム等により,高速かつ高精度な画像用特徴点検出器が
必要とされている.現在広く利用されている特徴点検出器の一つに
FASTがあり,決定木を用いることで効率的な検出が可能である.
しかしながら,従来の決定木を用いたFAST検出器では,各画素の
判定を独立に行っており,周辺画素の判定結果の情報を利用する
ことができなかった.そこで本稿では,従来法では一本であった
決定木を複数本生成し,周辺画素の判定結果の情報を用いてそれ
らの決定木を切り替えることで更なる高速化を実現する手法を提案
し,従来法との比較検証を行う.