5T-1
自動追従するショッピングカートの障害物回避機能の実装・評価
○小松冬馬,田村 仁,高塚崇文,山内 賢(日本工大)
なんらかの理由で両手が使用不可能な場合においても楽に買い物ができるよう、利便性やバリアフリーを考え、2007年度よりレーザーレンジファインダーを用いた利用者の後ろを自動追従するショッピングカートの研究を行ってきた。本研究では、2010年度の研究において課題点だった部分を、主にソフトウェア面で改良し、より実用的な性能を実現することを目的とする。
具体的な改良点としては、シミュレータ追従や回避に失敗した際の状況記録機能を設けアルゴリズムの改良に役立てること、追従対象者を誤認識した場合の明確な対処法がなかったためこれを解決することである。
最終的な目標として、シミュレータ内で改良した追従アルゴリズムをショッピングカートへ実装し、その性能を評価することである。