5P-6
人工神経回路網による人検出システムの開発
○尾崎裕章,服部公央亮,田口 亮(名工大),保黒政大(中部大),梅崎太造(名工大)
 近年,住宅や会社等における防犯システムとして監視カメラが広く普及している.しかし,監視カメラを用いて犯罪被害を抑えるためには常に監視員が侵入者の有無を確認する必要があり,人件費が問題となる.そこで,犯罪被害を抑えることを目的とした人検出システムの開発を行う.手法としては人工神経回路網を用いて人の画像を学習して、室内に取り付けられた単眼カメラより得られた画像から人の検出を行う.この情報をシステム利用者に通知することにより,犯罪被害を抑えることが可能だと考えられる.今回は、動画像中から人を検出するためのアルゴリズム開発に重点を置いて検討した.