5N-5
集合知を用いた献立提案システム
○井出 歩,大友崇弘,藤澤 伸,服部隆志(慶大)
毎日の献立を考えるためのサービスとしては、COOKPADなどのレシピ検索サイトがあるが、単品の検索であって、献立としての組み合わせを検索する機能はない。
また、栄養バランスを計算して献立を提案するサービスもあるが、それ以外の観点から組み合わせを考えることができない。

本システムは、ユーザが指定した一品に対して、それに合う料理を組み合わせてまとまりのある献立を提案する。
利用するデータは、多数のユーザが入力した単品レシピと献立データである。選択アルゴリズムは、まず第一にベイズ推定を用いて主菜・副菜・汁物の役割推定を行う。
次に、その役割ごとに、指定した一品と同じ献立中に出てくる確率の高いものを候補として提案する。