5M-2
数理計画法を用いた時間割作成アルゴリズムの考察
○植村 隆,神田 毅(近畿大高専)
 学校の時間割を作成する作業は、様々な理由により、大変困難なことが多い。そのため、時間割作成を自動化するソフトウェアが多数あるが、その学校に合っているものを見つけることは難しい。そこで、広く用いることのできる時間割作成を支援する方法を考察する。本研究では、数理計画法での時間割作成を試みる。
 数理計画法とは、現実にある様々な問題を数理モデル化し、最適解を得る方法である。時間割を作成する際、教員や学生の都合、単位数、連続して行う科目、教室、他にも沢山の制約条件が必要となる。それらの制約条件を数式化し、サイズの小さい問題について最適解を得た。