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メニーコアプロセッサにおける仮想チャネルの効率的利用法
○池田貴一,吉瀬謙二(東工大)
プロセッサの性能向上と消費電力の削減を目的に,広い分野で複数のコアを搭載するマルチコアプロセッサが主流となりつつある.
今後は,半導体の集積度向上により,多くのコアを集積するメニーコアプロセッサへ向かうと考えられる.
メニーコアプロセッサにおいて,コア間の通信はNetwork on Chip (NoC) と呼ばれる通信路を用いておこなわれる.
NoCのルータにおいて,仮想チャネルにはそれぞれ入力バッファが用意されており,利用効率が高いことが望まれる.
NoCにおける仮想チャネルを効率的に利用することで,性能向上を目指す.