5J-8
省電力センシングにおけるデータ均質性の向上
○高橋佑吾,廣津登志夫(法大)
センサネットワークは設置場所の制約を減らすため、一般的に構成
するセンサノードがバッテリで稼働する。そのため情報収集の際に
電力消費を抑制することが求められる。通常はすべてのセンサノードが
一定間隔でセンシングを行うが、隣接する空間で環境情報に相関が
高い場合、個々のセンサノードがセンシングの頻度を落としても、
一定の質の情報収集が可能である。本研究では相関の高いセンサノードが
クラスタを形成し、互いに協調してセンシングタイミングを調整する
ことにより、消費電力を抑えつつ、収集データの質を維持する手法
を提案する。