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寒冷地におけるヒートポンプ暖房制御システムの開発
○小山貴夫，井口　傑（旭川高専），新守敏明（コンピューター・ビジネス），佐竹利文（旭川高専），月館　司（北海道立総合研究機構）
　本研究は、寒冷地でかつ人口が最も集中している旭川市およびその近郊における暖房および給湯によるCO2排出を削減することを目的とした研究である。本研究は、現在の同地域における新築物件の50～70%がオール電化住宅であることを鑑み、電気暖房を効率的に制御することを主たる目的としたものである。また、本研究では、電気暖房設備及び給湯設備をネットワーク対応家電製品と位置づけ、ICT技術と融合することで当初の目的を達成し、将来さらなる技術進歩にも適応可能な技術開発に関するものである。
　本論文では、外気温と輻射熱を利用したエアコン及び電気暖房設備の制御システムの開発について報告する。