5G-5
サーバ稼動状態特定省力化技術
○市川雄二郎(日立)
データセンタにおけるプラットフォームの統合化に伴い、運用管理
の効率化が求められている。本研究では、仮想サーバ含むサーバ
10,000台の膨大な稼働情報から、業務の稼働に影響を及ぼす
サーバを迅速に特定する技術を開発した。
本技術では、まずユースケースに基づく稼働情報の依存関係と参照
頻度より状態解析木を構築した。続いて、ユースケースと状態解析
木の重要度により稼働状態特定画面を提示した。
結果として、従来の情報項目毎に画面が分割されており、かつ情報が
表形式で表示される場合と比較して、稼働状態特定作業に要する
時間を削減することができた。