5G-3
コミュニケーションロボットを用いた高齢者見守りの一検討
○亀田多江(創価女子短期大)
世界に先駆けて日本が経験する急速な高齢社会において、高齢者の自立支援、高齢者と地域とのつながり作りの必要性が認識されている。本研究では、電話を用いた高齢者見守りにおいて、高齢者が見守り者に安否の発信を仲介してくれる機器に愛着を持ち、家族のように接したことに着目し、コミュニケーションロボットをインターフェースに用いた高齢者見守りシステムを提案し、機能の検討と実施実験を重ねてきた。本発表では、高齢者がロボットになじむことができるかどうかを、ロボットに機能を組み込みながら、高齢者福祉施設で実施実験を重ねてきた評価・検討について報告する