5F-4
安定性を考慮したスプール図作成方法
○笠原孝保(日立),児玉泰孝(バブコック日立)
プラント配管をトラック等で輸送する際、スプールと呼ばれる部分配管に分割し、現地で溶接して組み立てる。この分割方法は工場での配管の製作費、輸送費、及び現地での据付費に影響する。しかし、荷姿を考慮した輸送寸法の評価は人手では手間がかかり、計算機による支援が有効である。輸送時の接地面を投影面とした作図と、接地面に置いた場合の縦、横、高さの寸法の評価を支援できれば、図面を見ながら輸送時や検査時の設置向きを決められるので、現場作業の支援にもなる。本発表では、スプールの安定性を考慮したスプール図面作成方法について述べる。