5B-6
構造化シナリオを用いた映像制作資料の自動生成
○戀津 魁,三上浩司,近藤邦雄(東京工科大)
映像作品を制作する際,各種設定資料や脚本,カット表,香盤表,台本等多くの中間資料が作成される.企画の初期段階から実際に映像を制作する段階まで幅広く利用され,段階によって必要な情報やその形式は異なる.
しかし,これらの資料は共通して脚本に含まれる情報が利用される部分がある.

そこで本研究では,構造化シナリオを用いた映像制作資料の自動生成を行う.
実際に映像制作で利用された資料を分析し,各種資料において必要な情報のうち脚本に含まれる情報,新たに付加される情報を分類する.
そして,シナリオエンジンによって記述・構造化されたシナリオを利用し,各種資料に対し適切な形でシナリオの情報を出力し,資料制作を補助する.