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顔画像合成アプリケーションの開発
○井上晴可,田中成典(関西大),北川悦司(阪南大),吉田博哉(神戸情報大),中村健二(立命館大)
顔画像の合成は,ゲーム機に搭載されるなどアミューズメント分野などで幅広く利用されている.その合成手法は,顏画像を薄く重ね合わせるクロスディゾルブと顔画像の各パーツの特徴点を関連付けるモーフィングの2つに大別される.しかし,クロスディゾルブは,簡易だが合成画像が不自然で実用的でない.また,モーフィングは,クロスディゾルブに比べ,上手く合成できるが手動で特徴点を指定する手間がかかる.そこで,本研究では,撮影時に顔のガイドラインを用いることで,モーフィングで利用する特徴点を自動抽出し,顔画像を合成する手法を提案する.なお,開発には,手軽に素早くゲーム感覚で利用できるWindowsPhoneを用いた.