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テーブルトップ対戦型百人一首ゲームにおける視線を用いたGaze-and-Touch アルゴリズムの開発
○米田宗弘,山本倫也(関西学院大),長松 隆(神戸大),渡辺富夫(岡山県大)
人の五感の使用割合のうち,視覚が80%以上を占めると言われるように,
人は視覚に大きく依存して生活している.その視覚の活用として,
近年では人の行動分析などに加え,メディアアート分野において,
視覚に着目した作品が数多く見られるようになっている.
著者らは既に,広範囲なテーブルトップ環境下において,
視線とタッチが利用可能なインタフェースETTIを用いることで,
視線情報からAIを制御するテーブルトップ対戦型百人一首ゲーム
「百人eye首」を開発している.本研究では,このアプリケーションを
対象に,ユーザーが正解札を走査する視線の推移から,ユーザーの
発見動作を特定するGaze-and-Touch アルゴリズムを開発している.