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携帯端末を使った複数大画面用ハンドジェスチャインタラクション
○Enkhbat Davaasuren,田中二郎(筑波大)
 学校や職場など様々な場所で協調作業を行う際に、複数の大画面
インタフェースを用いて作業する機会は、今後ますます増えると考
えられる。複数大画面の間で情報交換を行う場合、従来のインタラ
クション手法であるマウス、キーボードやタッチパネルによる操作
は難しい。
 そこで我々は複数大画面の間でより直感的な情報交換を行うこと
ができるインタラクション手法として携帯端末を用いたハンドジェ
スチャインタラクション手法を提案する。本手法では、ユーザがカ
メラ付き携帯端末をカメラが前を向く状態でペンダントのように身
につけ、その前で両手によるジェスチャを行って大画面と携帯端末
との間で情報交換を行う。具体的には大画面上からのデータ取得、
大画面上への情報提示、大画面上での情報編集などの操作が可能に
なっている。