4ZB-7
3DCGアニメーション作成のための動作誇張の分析
○阿部翔悟,斎藤隆文(農工大),今間俊博(首都大)
3DCGアニメーションではモーションキャプチャなどを用いることで、
動きを容易に生成する事ができる。
しかしながら、モーションキャプチャデータをそのまま用いた場合、
生成された動きに違和感が生じやすい。
なぜなら、物理法則に従った動きと、
人間が自然と認知する動きは異なるためである。
そこで、動きの開始時のタメを作る予備動作や終了時の止め動作を長めに、
その中間の動きを短く描画するような動作誇張を行う。
これにより、動きにメリハリをつけ、人間が自然に感じる動きを作成できる。
本研究では、動画の各画像の描画時間を変更するプログラムを用いて、
誇張の与え方で視聴者がどのように感じるかを分析し、動作誇張の指標を示す。