4ZB-4
モーションキャプチャデータの動作把握のためのカメラワーク生成
○中西正行,西尾孝治,小堀研一(阪工大)
モーションキャプチャデータを利用する際,記録された動作を容易に把握できる視点を求める必要がある.従来手法では,動作に合わせてフレームごとに視点を変更するので,全身移動を把握するために背景を必要とする.そこで,本研究では,背景を必要とせず,動作を容易に把握できるカメラワークを生成する手法を提案する.提案手法では,末端関節の動作を見ることで単一動作ごとに分割し,単一動作ごとに動作を容易に把握できる固定視点を求める.次に,固定視点を切り替えることで,カメラワークを生成する.また,提案手法では,固定視点を切り替える際に画角を考慮することで,より動作を把握しやすいカメラワークを生成する.