4ZB-2
3DCGによる人形のポーズ設計の研究
○堀越基宏,齊藤 剛(電機大)
本研究は,様々な姿勢や動作の1コマといった人の一瞬の形(ポーズと呼ぶ)を,
3次元の仮想人形モデルにより表現しそれを操作することで,
ダンスなど人体動作の創作と記録を可能とするシステムの開発を目的としている.
3次元モデルであるため,さまざまな視点からのポーズ表示が可能となり,
ダンスの教授システムとしても有用である.
筆者らは先に,GUIを用いて仮想人形にポーズを設定する方法について述べた.
その後,写真などの2次元メディアに記録されたポーズを,本システムに
取り込む方法を検討し実装した.これにより,仮想人形へのポーズ設定が
容易になり,動作設計の効率化を図ることができる.
本稿では,2次元メディア上でのポーズ推定の方法とその実装について報告する.