4ZA-8
視線追跡装置および動作認識装置を連動させた直感的入力システムの開発
○辻 辰也,松原俊一,Duerst Martin J.(青学大)
近年,非接触型の入力装置が注目されてきた.
その中で,既存のマウス・キーボードに代わる入力手段として,視線追跡装置または動作認識装置による,各種ブラウザの操作が提案されている.
そこで我々は新たな入力手段として,人間の視線と体の動きを両方連動させた入力システムを開発した.
これは,視線追跡装置(Tobii)と動作認識装置(Kinect)を組み合わせることで,各装置単体では困難だった操作をより直感的で高度に実装したシステムである.
具体的には,視線による動きの柔軟性を利用したマウスの代替操作に加え,体の多様な動作に対応した各種ブラウザ操作を支援する機能を実現した.
さらに,本研究では一般的な操作性の向上のみではなく,障害者補助への応用も可能である.