4Z-5
屋内における3次元GISのための自動地図生成
○尾崎宏樹,渡邉 賢,長尾 確(名大)
3次元GIS(Geographic Information System)は、様々な分野での利用が期待されており、
一部では既に実用化されつつあるが、膨大なリソースを必要とするため、
移動体を対象としたサービスへの利用は困難であった。
近年、計算機の小型化、高性能化により、3次元GISの基盤データとなる
3次元モデルを携帯端末で表示できるようになり、
災害対策、歩行者ナビゲーション等への応用が期待されている。
しかしながら、3次元GISデータの整備において、
3次元モデルの作成、更新には非常にコストがかかる。
そこで本稿では、自律走行可能な小型無人移動体を用いて、
屋内における3次元モデルを自動生成する仕組みを提案する。
また、自動生成されたモデルに基づいて、3次元GISデータを
効率的に整備するための支援システムについても述べる。