4Z-2
被災者心理を考慮した災害時道路推薦システム
○小野一樹,仲谷善雄(立命館大)
ITS技術の発展により、我々は手軽に渋滞などの交通情報を得ることができ、目的地への最短経路探索や迂回ルート検索を行うことができる。しかし、災害後には被災者にとって通りたくない道路が存在する。例えば、津波の危険性があるときは、海から近い道を避け、津波よりも高さのある安全な道を選択する。このように、被災者の心理を考慮した道路探索を行い、またそのドライバーとって最適な道路探索を行うことで、渋滞をなるべく起こさず、スムーズな道路交通が実現できることが期待できる。