4Y-4
セーリング競技の特徴を考慮した効率的なデータ収集手法の提案・評価
○坂本将光,平井貴之,田中勇祐,塚田晃司(和歌山大)
本研究では、低コストかつリアルタイムにセーリング競技の状況を把握するために、海上のヨットの位置情報などのデータを効率的に収集するための通信方式の提案と評価を行う。
既存システムはインターネット通信を多数利用するためコストが高いことや、
競技終了後にデータを回収するためリアルタイム性がないといった問題が指摘される。
そこで、セーリング競技の特徴に合わせた通信方式を提案する。
競技中のヨットの動きやコースを検討し、ヨット競技の特徴に適した通信を提案することで、
低コストかつリアルタイムにデータを収集することを可能とする通信手法を提案、シミュレーションにより評価を行い、本研究の有用性を確認する。