4Y-3
流れるセンサネットワークのノード群分断を考慮した通信方法に関する考察
○三竹一馬,石原 進(静岡大)
下水の様な地下の水流環境に流された複数のセンサネットワークノードを
用いて,管内の画像等のデータを効率良く収集する方法について検討する.
各ノードは省電力化のために近隣ノード間で交代しながら間欠的に
起動・観測データの相互通信を行っており,起動しているノードが
マンホール等の設置が容易な地点おけるアクセスポイントから
無線通信によって収集データを地上へ送信する.しかし,水流による
ノード群の分断から通信効率やデータ収集率の低下が考えられる.
そこで,アクセスポイントを利用したノード群に対する
情報のフィードバックから,ノード群の分断がデータ収集に
影響を与えないような動作スケジューリングについて検討する.