4X-1
Web情報のネットワーク分散型アーカイビング手法
○大門和斗,矢吹太朗,佐久田博司(青学大)
Webの普及とともにWeb上の情報を論文や報告書の文献として参照することは一般的になってきた。しかし、過去に閲覧したWebページに再度アクセスしても、リンク切れやサーバ移転のため情報が取得できない状態になっていることがしばしばある。
この問題はクローラが世界中のWebサイトをクローリングしていくというWebアーカイビング方法で解決できる。しかし、有限個のクローラが世界中の大量の情報をくまなく収集することは難しい。そこで、本研究では個人ユーザーを介した分散型の情報収集により、アクセスできない部分を補完する仕組みを提案する。これにより、情報収集の効率が上がり、Web上の情報が失われてしまうという問題が解決される。