4W-5
IPv4/IPv6混在環境におけるNTMobileの検討
○上醉尾一真,鈴木秀和(名城大),内藤克浩(三重大),渡邊 晃(名城大)
近年,スマートフォンなどの携帯端末の普及に伴い,移動しながら通信を行いたいという要求が高まっている.
しかし,IPネットワークでは通信中に移動をすると通信を継続することができない.
また,現在IPv4アドレスの枯渇によりIPv6への移行が進められているが,IPv4とIPv6には互換性がないため,当面の間はIPv4とIPv6が混在した環境が続くことが想定される.
我々は異種ネットワークにおいて移動透過性を実現する技術として,NTMobile(Network Traversal with Mobility)を提案している.
本稿では,NTMobileをIPv4とIPv6の混在環境へ適用した場合の動作仕様を検討する.