4T-7
ロボカップレスキューへの新規参加に関する課題について
○山川宏隆(名工大)
ロボカップレスキューシミュレーションは,災害救助を題材とした
マルチエージェントシステムのベンチマークであり,このシミュレータを
使った国際競技会が毎年開かれている.ロボカップレスキューシミュレー
ションは,そこから産まれるAIやロボティクスなどの研究成果だけでなく
災害救助に関する研究成果を目標としており,2001年から毎年,50チーム
程度の参加チームが集まっている.しかし,2007年以降,チーム数の変化が
なくなっているため,その対策について検討する必要がある.そこで,
本研究では問題点を考察し,ロボカップレスキューシミュレーションに参加を
希望する研究者や初学者が容易に導入できる仕組みを提案する.