4T-6
ロボカップレスキューシミュレーションにおけるシミュレータ統合に関する一考察
○林 稔之(名工大)
現在のロボカップレスキューシミュレーションリーグはエージェント競技と仮想ロボット競技の2部門に分かれている.
エージェント競技は災害の起こった都市をシミュレーションし,そこで消防隊や救助隊といったエージェントを動作させて都市被害の軽減や人命救助を行う競技である.
仮想ロボット競技は3D空間で被災地をモデリングした空間でロボットを動作させることで競技を行う.シミュレーションにはUSARSimと呼ばれるシミュレータを使用する.
これらは別々の目的の為に提案されたが,競技を2つ維持する事が困難なので統合する事を求められている.本研究では2つの競技を比較する事でそれらの統合等について考察を行う.