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研究活動における音声ログの整理と利用
○川西康介,大平茂輝,松原茂樹,長尾 確(名大)
研究者は日々の活動のログとしてメモを記述するが、
文字による記録が難しい場合には音声による記録が有効である。
しかし、音声ログは記録が容易な一方、利用においては、
検索が難しい、聴き返す手間がかかるといった問題点が挙げられる。
そこで、音声ログを日常的に記録しているメモと関連付けることで整理し、
利用を容易にする手法を提案する。
音声ログを簡単にメモと関連付けるために、音声記録時に、
録音内容(講演、会話、モノローグ)を表すタグや、
検索に有効なタグを付与する。
実験により、タグの付与が音声ログの効率的な整理に有効であるかを検証し、
ミーティングにおける利用例を示す。