4N-6
複数の時系列データの関連性発見に基づく言語化の一考察
○小林瑞季,小林一郎(お茶の水女子大)
本研究では、複数の時系列データを比較することにより、それらの関連性をわかりやすく言葉で説明することを目的とする。時系列データを比較可能にするために、SAX法を用いて数値データを記号化する。個々の時系列データから抽出された記号列を比較するためには通常、編集距離と言われる指標を用いて行われるが、本研究においては、編集距離を拡張することにより、時系列データの状態、動向、およびそれらの相関関係を捉えることを可能にした。これにより時系列データ間の関連性を捉え、その結果をわかりやすく言葉で説明する。