4L-2
クラウドコンピューティングにおける統一データモデルとその支援アーキテクチャの提案
○志村 惇，中道 上，青山幹雄（南山大）
クラウドコンピューティングではアプリケーションの多様化からKVSに加えて，RDBの機能に対する要求が高まっている，そのためKVSとRDBを統一的に扱うことが求められるが両者はデータ構造とアクセスインタフェースが異なるため統一的に扱うことが困難である．
本稿ではRDBとKVSの異なるデータ構造をXMLを用いて表現することで両者のデータ構造の差異を吸収する方法を提案する，さらにデータベースの機能をWebサービスとして扱い，コンシューマから共通インタフェースを介して統一的にアクセス可能とする方法を提案する、MySQLとApache Cassandraを利用したプロトタイプの実装を行い，妥当性を確認する．