4J-1
OpenMPハードウェア動作合成におけるコード生成手法の改良と評価
○西川 諒,孟  林,山崎勝弘(立命館大)
我々はLSIの設計時間を短縮すべく、OpenMPにて回路動作を記述し、そこから並列ハードウェアを自動生成するOpenMPハードウェア動作合成システムの研究を行なっている。
システムは一通り完成しており、今回はコードジェネレータの改良を行なった。改良点は2点あり、状態遷移数の削減と演算器部の実装である。
依存関係のない演算を同時に行うことにより、状態遷移数を減らし、1状態での演算数を増やして高速化を図る。また増加した演算を計算するのに最適な演算器を実装するため、演算器部を作成する。
バイトニックソート等の回路を既存のコードジェネレータと新コードジェネレータで生成し、実行クロック数と回路規模で比較、評価する。