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オンラインゲームの訴求構造分析-コミュニケーションツールとしての観点から-
○竹野真帆,高田明典(フェリス女学院大)
近年、ビデオゲームは若年層を中心に娯楽の定番となりつつあると言える。
また、その媒体もオフラインからオンラインへと移行し、
オンラインであることが訴求性を高める要因となっていると考えられる。
オンラインゲームであることの特性を考慮に入れるならば、
そのゲームとしての魅力に加えて、
回線を利用したコミュニケーションツールとしての側面が、
訴求力の形成に大きく寄与している可能性が高い。
本研究においては、オンラインゲームに対して
マルチモーダルコーパス解析の手法を援用するとともに、
付随する要因としてのゲーム内チャットに着目し、
そのコミュニケーションツールとしての側面も併せて、
訴求力の主因について検討した。