4G-1
電子文書を原本とするために必要な施策について~~真のペーパーレス化を実現するために~~
○永井好和,小島良太,王  躍,市川哲彦(山口大)
 多くの組織体において、会議資料の電子化やスケジュール表の電子化等ペーパーレス化が進められているが、文書決裁や証拠保全あるは修正履歴管理などにおいて未整備部分も多い。要素技術の進歩がある半面、文書決裁用書類や保存文書の原本としては紙媒体しか認められない等制度面の遅れも目立つ。紙であっても電子媒体であってもバックアップが必要である事は共通している。原本性の保証や改竄防止など実務における完全ペーパーレス実現の為に必要な技術と制度改革についての先行事例や先行研究の調査結果を整理し、大学において優先的に取り組むべき施策について提言する。