4F-4
複数物体の相対的な位置姿勢を考慮したAR作業支援
○伊佐元希,遠藤聡志,赤嶺有平,當間愛晃,山田孝治(琉球大)
物作りの作業行程は複雑化している。しかし、その作業行程を示す方法は昔と変わらず紙媒体が主流であり、行程を理解することが難しくなってきている。一方、Augmented Realityの技術開発は進んでおり実用的な使われ方が成されてきた。また、任意のタイミングで情報を切り替えることができることや操作対象に直接表示できるため、作業支援とARは相性が良い。本研究では、作業を操作物体と被操作物体の相対的な位置関係を変化させる行為と捉えた。そこで、複数物体同士の相対的な位置関係をそれぞれエッジベース位置合わせ手法を用いて算出することで作業の進捗状況の把握を行い、表示する支援情報を切り替える方法を提案する。