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爆発の粒子ベースビジュアルシミュレーションにおける燃焼モデルに関する検討
○竹下大樹(秋田高専)
粒子ベースの流体のCGでは、計算点である粒子を用いて、ボリュームレンダリングや
メタボールによる等濃度面によってメッシュの生成を行うことで画像を生成する。こ
の場合、描画される流体の解像度は、計算点の解像度に依存するため、十分な解像度
を得るために多数の粒子が必要となる。本手法では爆発を対象とし、粒子による計算
点を用いて流体の速度場や温度場をシミュレートし、レンダリングのための粒子を別
途移流することで、粒子数を抑えながら、十分なレンダリングの解像度を得ることを
目的とする。また、この移流する粒子において燃焼モデルを適用することでよりリア
ルな画像の生成を目指す。