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顔領域での高分解オプティカルフローに基づいた並進移動と収縮テンソルのモデル化とその表情推定への適用
○梁 承夏,安藤 繁(東大)
近年、表情推定は活発な研究分野になってきた。オプティカルフロー
に基づく優れた表情推定技術がいくつか発表されいるが、
従来のオプティカルフロー検出は低密度、高い計算量などの
制約条件があるため活用の範囲が限られていた。しかし、我々が開発した
時間相関イメージセンサ(CIS)を用いると、ほぼリアルタイムで1画素かつ
1ピクセルごとにオプティカルフローを計算することができる。
本稿では、時間相関イメージセンサを用いて計算した高密度オプティカルフロー
に基づいて並進移動と収縮テンソルのモデル化について記述した後、
その表情推定への適用について述べる。