3ZJ-6
SOMによる顔方向認識を応用した頭部ジェスチャ認識システム
○服部公央亮,田口 亮(名工大),保黒政大(中部大),梅崎太造(名工大)
人が対話を行う際には,発話以外にも頷き,首振りなどのジェスチャが重要な役割を果たしている.このような情報をカメラとコンピュータで読み取ることができるようになれば,ロボットなどの対話システムにおいて自然なインタラクションが可能になると考えられる.我々は,少数の2次元画像を自己組織化マップに学習することで,顔の向きを補間した姿勢マップを生成して高精度に姿勢を推定する手法を提案している.さらに,2自由度の姿勢変動に対しても適用可能なことを確認している.今回は,これを動画に適用して,連続的に動きを認識することで頷きと首振りという頭部ジェスチャを認識するシステムを開発した.