3ZJ-3
個性を持ったキャラクター表現が可能な3次元似顔絵の自動生成
○梅村 隆,高橋桂太(電通大),酒澤茂之(KDDI研),金子正秀(電通大)
現在、似顔絵はアバターやゲーム機などで幅広く活用されている。さらに似顔絵の用途を広げるためには、2次元の似顔絵だけではなく、鼻の凹凸や顔の奥行き情報を含んだ3次元似顔絵を生成することが必要である。先行研究として、3次元の顔モデルや色情報の強調に関する研究が行われているが、キャラクターとはかけ離れた表現になっている。また、顔パーツ毎の特徴解析は行われていない。本研究では、3次元の座標データを取得した後、顔パーツの特徴を自動的に強調することによって、3次元似顔絵を生成することを目的とする。エンターテインメントへの応用を考慮したキャラクターの描画方法の検討や顔部品の特徴解析を行う。