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プログラミング導入教育におけるコンパイルエラー修正時間の分析
○榊原康友,松澤芳昭,酒井三四郎(静岡大)
C言語やJavaのようなテキストベース型のプログラミング言語
の導入学習においてコンパイルエラーの問題は避けられないもので
ある。それに対して、プログラミング学習者が発生させたコンパイ
ルエラーの種類や頻度を分析した先行研究がいくつかある。しかし
、コンパイルエラーを修正するのに要した時間を分析した研究はな
い。そこで本研究ではコンパイルエラーの修正時間に注目した統計
分析を行い、プログラミング教育に活用できるデータを得ること
を目的とする。エラーデータ取得の対象は文科系の大学1年生約
100名で、プログラミング言語はJavaを用いる。このエラー
データは学生が約25個の課題を解く過程で得られた約20時間分
のデータである。