3ZG-1
ソースコードの履歴による学習者のデバッグ過程の分析
○杉山 裕,蓑原 隆(拓大)
プログラミングを学習する際,現在では教育者が学習者に対して課題を提示し,
学習者はこの課題を通してプログラミングを学んでいく形がほとんどである.
この教育方法では、最終的な成果物であるソースプログラムやその実行結果を提出させる。
しかしこの成果物からだけでは学習者の学習状況や理解度を測ることは出来ない。
そこで本研究ではコンパイル時にソースコードの記録を取り,その記録間での情報を使い,
学習者がどのようなデバッグ過程を経て完成に近づいていくのか調査を行う事で
プログラミング実習における授業の成果と生徒の傾向をより素早く調べる方法を検討する.